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2022.05.27

コラム

労災保険とは?

アスベスト関連疾患に関することだけではなく、普段生活している中でも「労災保険」という言葉は耳にしたことがあるのではないでしょうか?今回は労災保険について簡単にご説明します。

  1. 労災保険とは
  2. どんな時に降りるのか
  3. 労災保険の対象にならない人とは
  4. まとめ

1. 労災保険とは

労災保険は正式名称を「労働災害補償保険」といいます。自分で加入する生命保険や医療保険などとは異なります。1人でも従業員を雇っている会社は必ず加入しなくてはならず、会社に雇用されている人が対象となるため正社員のみでなくパート・アルバイト、日雇など雇用形態を問いません。建設業の場合は元請の事業所、派遣社員の場合は派遣元の事業所が加入しています。

2. どんな時におりるのか

労災保険がおりて保険金給付の対象となるのは、業務中の「業務災害」と通勤時の「通勤災害」の2種類に大きく分けられます。

業務災害・・・業務時間内や業務を原因として発生したけがや病気、障害、死亡など

通勤災害・・・通勤中に起こったけがや病気、障害、死亡など

3. 労災保険の対象にならない人とは

企業の代表者や役員、個人事業主や一人親方などは労働者などにあたらないので労災保険の対象になりません。ただし、前述の立場の人たちの労働者性が強い(他の労働者と変わらない時間数で同じ仕事をしているなど)場合は特別加入制度により、労災保険の給付を受けることができます。⇒特別加入制度(中小事業主)、(一人親方)もご覧ください。

4, まとめ

仕事に関連する病気やけがは労災として扱われます。社会保険労務士法人きんかではアスベスト健康被害により苦しんできた方に少しでも早く平穏な生活を取り戻していただけるよう、労災制度についてのご相談、アスベスト健康被害に関するご相談にも応じておりますので、ご気軽にご連絡ください。お問い合わせはこちら